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「CHaT」札幌三越でも買えるヴィーガン・グルテンフリー菓子店

CHaT TakeOut

食の多様性への理解が少しずつ広まっているとはいえ、グルテンフリーのお菓子はまだまだマイノリティな世の中。どこででも手に入るわけではないので、急な来客やおもてなしなどの際に困っているという人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はなんとデパ地下で買えるヴィーガン&グルテンフリーの菓子店「CHaT」(チャット)をご紹介!お店の雰囲気や商品のラインナップなどを筆者の食レポと共にお届けします。

みんながおいしく食べられるお菓子~CHaTに込められた想い~

円山本店のエントランスとショップカード。CHaTの意味のひとつである猫はお店のモチーフになっています。猫好きの心も鷲づかみ!

店名の「CHaT」(チャット)という単語には、英語で「会話」、イタリア語で「猫」、ヒンズー語だと「舐める」という意味があるそうです。

株式会社TREASURE IN STOMACHプレスリリースより

ご自身も小麦アレルギーを抱えるオーナーの柴田愛里沙さんは、食の多様性をもっと多くの人に認知してもらいたいとして、2018年から札幌円山を拠点にヴィーガン&グルテンフリーのお菓子を開発・販売するお店を立ち上げました。

「one table for everyone」(皆で1つのテーブルを囲む)という理念のもと、アレルギーだけでなく様々な食への考え方を尊重し、みんながおいしく食べられるようなお菓子を日々作られています。

2店舗目となる札幌三越店は、2022年10月にOPEN。地元の新聞やテレビでも話題となり、我々グルテンフリーを愛するものたちが歓喜したのはもちろんのこと、そのような言葉すら知らない層にもアプローチできることとなりました。

小麦だけでなく、乳製品、卵、そして白砂糖を使用していないのにも関わらず、CHaTのお菓子は、一見どれも普通のパティスリーに並ぶケーキと何ら変わりありません。

その背景には、もともと理系出身の柴田さんが科学的なエビデンスをもとに、小麦・卵・乳に代わるレシピをしっかりと確立してきた経緯があるそうです。

CHaT三越店のヴィーガン・グルテンフリーケーキ&焼き菓子

手の込んだケーキや焼き菓子がずらり。生ケーキ500~600円前後、焼き菓子は400~500円前後が目安

札幌三越地下2階、上りエスカレーター近くにある店舗。
ショーケースには生ケーキやプリンが並ぶほか、大ぶりなスコーン各種も人気なのだそう。
撮影日は第1・3水曜日限定販売の米粉パンもありました。(種類は販売日により異なります。この日はベーグル)

ショーケース下には乳不使用のオリジナルヴィーガンバターも販売。スコーンに合いそう!
焼き菓子のギフト用詰め合わせも充実
かわいらしい猫型のフィナンシェパイは、お店の看板商品
撮影日:11月。クリスマスディスプレイが気分を盛り上げてくれます

ヴィーガン・グルテンフリー生ケーキ&焼き菓子レポ

左上から時計回りに「パンプキンケーキ」「ラズベリーバターケーキ」「フルーツラスク」「さくらんぼキャロブケーキ」

今回筆者が購入したお菓子です。※生ケーキは三越店、焼き菓子は円山店のもの

まずは、ラズベリーバターケーキ(¥648)!

バターといっても、もちろん乳製品不使用のヴィーガンバター。フランス産ラズベリーピューレが練りこまれています。
アーモンドパウダー入りのしっとり濃厚スポンジ生地は、フランス菓子のジョコンド(アーモンドや卵が入った生地)を思わせる味わい。甘酸っぱいラズベリークリームとの相性も抜群です。
何度も言いますが、小麦・乳・卵不使用だということを思わず忘れてしまいそうなくらい、おいしい( *´艸`)

そして、次はパンプキンケーキ(¥638)。

しっとりしたタルトの土台に、かぼちゃのフィーリングがたっぷり詰まったケーキです。シナモンがちゃんと効いた好みの味!
ヴィーガンクリームと一緒に口の中に入れると、ふわっとミルキーな味わいも楽しめて、とっても幸せになります。

お次は、円山店で買った焼き菓子です。
左「さくらんぼキャロブケーキ」(¥519)右「フルーツラスク」(¥454)

まず、さくらんぼキャロブケーキ。キャロブというのは、「いなご豆」のことで、この豆から作られたチョコレート状の製菓材料をキャロブチップといいます。カカオと違いカフェインを含まないので、健康食品としても人気なのだとか。

アーモンドの生地にしっとりと馴染んだ、香り高いさくらんぼが大人の味わい。生地にわずかに感じる塩の旨味のようなものが、味に奥行きを感じさせてくれます。キャロブチップの風味と相まって、一口でいろんなおいしさを楽しめる一品。

フルーツラスクは、洋酒入りフルーツケーキを薄く切ってカリカリに焼いたものです。
筆者はこれがとても好みの味でした!
原材料表示をみると、使われている洋酒はアマレットとラム酒とのこと。これだけ焼いてあるのにもかかわらず、しっかり風味が残っていて、噛むごとに口の中に甘い芳香が広がります。
ああ、これはクセになるおいしさですね。

素朴な見た目にして、中身はどちらも絶妙に考え抜かれた焼き菓子。
ヴィーガンとかグルテンフリーだからとかではなく、単においしい焼き菓子としてファンになりました^^

第1・3水曜日販売のグルテンフリー米粉パン

左:スモークサーモン、トマト、オニオンのサンド 右:カマンベールチーズとルバーブジャムのサンド

ラッキーなことに、ちょうど撮影日は米粉パンの販売日(三越店のみ。第1・3水曜日限定販売)でしたので、プレーンとココアのベーグル(1つ¥540)を購入。
お店のおすすめ通りアルミホイルに包んで5分ほど焼いてからサンドイッチにしました。


低アレルゲンとされる米粉「ゆきひかり」を100%使用したというベーグルは、表面はカリっと、中はもちっとしていますが歯切れよいのでパクパクと食べられます。

とってもおいしかったです!ごちそうさまでした

オリジナルの米粉パンキットも販売しているので、おうちでCHaTのパンを再現してみるのも楽しそうですね!

CHaT円山本店

スモーキーピンクの看板と幟がかわいらしい円山本店の外観

こちらが円山本店。
地下鉄円山公園駅から歩いて約15分くらいのところにあります。

ところどころに感じる猫のエッセンス♪
まるで「グレーテルのかまど」(NHKの番組)を彷彿とさせる店内(筆者の個人的な感想です)

焼き菓子や生菓子の基本的なラインナップは三越店と変わらないそうですが、販売数に関しては当然ながら三越のほうがたくさん並んでいました。
ただし、本店では三越に先行して販売するお菓子に出会えるかもしれないとのこと。
円山散策の際に、ちょっと立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。

有機ハーブティーほかお店のおすすめ食材が並ぶ物販コーナーも充実。

まるで絵本の中に入り込んだような非日常的なな空間は、百貨店とはまた違った雰囲気で、時間がゆっくりと流れているような感覚に浸ることができました。

CHaT店舗情報

最後に余談ですが、CHaTオーナーの柴田さんは、NHK北海道のお料理コーナーにも出演したり、不定期にお料理やお菓子教室も開催したりと、多方面でご活躍されています。

お菓子教室には筆者も1度参加させていただいたことがあります^^

お菓子教室のレポートもありますので、ご興味ありましたらご覧ください^^

なお、こちらでご紹介した内容は、2023年11月時点での情報となります。
営業時間や商品についてのお問い合わせは、公式SNSで随時ご確認ください。

店名CHaT VEGAN & GLUTEN FREE
住所本店:札幌市中央区南6条西23丁目4-26
三越店:札幌市中央区南1条西3丁目8 三越B2
アクセス本店:地下鉄円山公園駅から徒歩13分、市電西線6条駅から徒歩12分 地図を開く
三越店:地下鉄大通駅から地下直結 徒歩1分以内
電話(三越店のみ)011-271-3311 
営業時間本店:11:00-17:00
三越店:10:00-19:30 ※三越に準ずる
定休日本店: 日・月・火
三越店:三越に準ずる
駐車場本店:店前に1台
三越:こちらを参照
キャッシュレス決済本店:現金のみ
三越店:各種クレジットカード・QRコード決済対応
席数両店テイクアウトのみ
公式HPhttps://chatsweets.jp/
公式SNSInstagram
https://www.instagram.com/chat_onetable
Facebook
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note
https://note.com/arisa_okashi/
YouTube
https://www.youtube.com/@user-fp3rl3lw5i/featured

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