薄く焼いた皮でクリームやフルーツを巻いたクレープは、老若男女問わず大人気ですよね。
クレープの原材料といえば小麦粉が主流ですが、米粉で作ったクレープも小麦に引けをとらないおいしさだと、徐々に注目度が上がってきているのをご存知でしょうか。
今回は、蘭越町の米農家が手掛ける、完全グルテンフリー米粉クレープ店の2号店として、札幌市白石区にOPENした「SAPEUR cafe creperiz 」(サプール カフェ クレープリ)をご紹介します。
ニセコ地域の人気米粉クレープ店がついに札幌にOPEN
1号店である「cafe crepe riz」 (カフェ クレープリ)は、2021年3月にニセコ地域の倶知安(くっちゃん)町でOPENしました。創業者は北海道有数の米どころとして知られる蘭越町で130年にわたりお米を作りつづけてきた、木村農園の5代目です。
4代目が作ったお米「ゆめぴりか」を米粉にし、5代目が研究開発した完全グルテンフリーの米粉クレープは瞬く間に評判を呼び、地元の人気店となりました。
自家農園の米粉を使用したクレープというだけでなく、添加物なしの純生クリームや自家製の米粉カスタードなど、使用する素材にもできるだけこだわるのがカフェクレープリの特徴であり、魅力です。
2号店となる「SAPEUR cafe creperiz 」(サプール カフェ クレープリ)は2023年11月、札幌市にOPEN。
作り方、素材に至るまで1号店のコンセプトを受け継ぎ、こだわり抜いたクレープメニューは早くも話題となり、地元の情報誌やテレビなどで取り上げられています。
ちなみに、店名の「サプール」とは、コンゴ共和国にいる平和とオシャレを愛する紳士集団なのだとか。
彼らは平和とおしゃれを愛していて「服が汚れるから争わない」という哲学を持っています。そんな彼らに感銘を受けて、名前にいただきました
https://www.instagram.com/p/CxHOTbzJKpI/
cafe crepe riz 公式Instagramより
「サプールのような地域に愛される存在になれるように」と願いを込めて付けられた店名。
とっても素敵な由来ですね。
魅惑のメニュー一覧!一番人気はチョコバナナクリーム
店内に入って正面のカウンターでオーダーし、先に支払いを済ませます。
ゆったりとくつろげるカフェスペース(17席)があるので、時間がある人はぜひイートインがおすすめ。出来立てをいただけますよー^^
基本のメニューはベーシックなバター系を起点に、バナナ系、いちご系、ブルーベリー系、クリームチーズ系、和系、ヌテラ(ヘーゼルナッツチョコペースト)系、フード系の8系統で構成され、そのほかに季節のメニューが加わります。
訪問日は、「カラメルりんごとシナモン」(¥850)、「焼き芋とWクリーム」(¥850)、「ほうじ茶シュガーバター」(¥650)が期間限定でありました。
それぞれクリームが選べたり(純生orカスタード)、もしくはWのせが可能だったり、ソースの種類を変えられたり等、系統内でのプチカスタマイズができるほかに、トッピングとしてほかの具材やソースを追加することも可能。
また、生地ベースをプレーンから抹茶やチョコ、あるいは季節のメニュー生地に変える、なんていう技もできます。
ちなみに、お店の一番人気は・・・
「チョコバナナWクリーム」(¥750)なのだそう!
間違いないおいしさですね~^^
SAPEUR cafe creperiz 公式Instagramより
実はこちらのお店、クレープと共にいただけるドリンクも只者ではありません(笑)
紅茶で「有機和紅茶」が選べるお店はなかなかありませんよね。日本茶、ハーブティーも種類豊富ですし、コーヒーもオーガニックのものをいただけます。ラテはベースがコーヒーのほかに紅茶、ほうじ茶、抹茶、チョコレートも(⊙ˍ⊙)
さまざまな好みやニーズに答えつつ、お店のコンセプトにも沿ったラインナップ。
まさに、小さなお子さんからお年を召した方まで、一緒に楽しく飲食できる心遣いを感じます。
筆者オーダー「ブルーベリーWクリーム」(¥750)実食!
今回筆者がオーダーしたのは、「ブルーベリーWクリーム」(¥750)。
クリームチーズとの組み合わせも気になったんだけど、やっぱり純生クリームとカスタードは食べておきたい!
このまま手で持って食べられるのですが、この日は連れとシェアしたので、ナイフとフォークで切り分けていただきました。
(見た目がキレイじゃないので、画像は控えます)
一口目は、高温でパリッと焼かれたクレープ生地の香ばしさを味わいます。サクサク、もちもちとしていますが、薄焼きなのでとっても歯切れよく軽やかな食感です。
そして、2口目をぱくり。ほわっとミルキーな純生クリームと米粉カスタードのWクリーム、甘酸っぱいブルーベリーが口の中いっぱいに広がります。
クリームはどちらも軽く甘さも控えめなので、ブルーベリーがしっかり際立っておいしい。どんどん食べ進めてペロリと平らげてしまいました。
ちなみに、こちらで使用されている生クリームはよつ葉の「根釧純生38%」といって、北海道最大の酪農地帯である根釧台地(根室と釧路の間)でとれた生乳100%使用のクリームです。
業務用につき、一般入手はできないので、ぜひお店でそのおいしさを堪能してくださいね。
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画像左は筆者オーダーの「ブルーベリーWクリーム」。続いて連れのオーダーは、奥が「いちごWクリームのチョコレート生地」(¥800+100)、右は「生ハムチーズエッグ」(¥680)
一緒に写っているワイングラスのドリンクは、「オーガニックコーヒー」(¥450)と「オーガニックルイボスグリーン」(¥500)。
どちらもホットですが、こんな素敵なグラスでいただけました(*^^*)
いちごWクリームのチョコ生地カスタマイズは、中に砕いたチョコレートも入っているのでお得感ありです。(抜くこともできます)フレッシュいちごの酸味とチョコ生地の組み合わせって、たまらないおいしさですよね。
食事系の生ハムチーズエッグもこれまたおいしい。バーナーで炙ったチーズが香ばしく、サクもち食感のクレープ生地と良く合います。1つ食べるとお腹も満足するので、軽いランチにもぴったりです。
画像右は連れがオーダーした「ほうじ茶ラテ・クリームあり」(¥600)。
思った以上にほうじ茶の風味が効いていて、クリームとのバランスも良く、かなり好みの味でした。
オーガニックコーヒーはしっかりコクのあるタイプですが、口当たりは甘くまろやか。
オーガニックルイボスグリーンはルイボス特有の風味が抑えられていてすっきり飲みやすいです。
以上、3人3様のオーダーをシェアしてみた感想でした。
クレープを焼いている様子はカウンターの外から眺められます。とはいえ、混んでいるときはほかのお客様の邪魔になってしまうので、気を付けましょうね(笑)
ちょうどお客様が引けたタイミングで撮影させていただいた動画があるので、良かったら以下筆者のInstagramでご覧いただけたらと思います(*^^*)
お兄さんの手さばきが素晴らしく、ずっとみていられますよー。
蘭越米・米粉クッキー・米粉カヌレも販売
テイクアウトコーナーにはクレープの原材料でもある、木村農園の高級蘭越米が並び、さらにそのお米で作られたクッキーやカヌレも販売中。
これらの焼き菓子は、創業者の奥様が運営する焼き菓子ブランド「ももと木」で作られています。
クッキーに関しては、さまざまな方に手に取ってもらえるようにと、できるだけ乳や卵を使用せずに作られているそうです。
カヌレは乳・卵を使用しています。訪問時は3種類あり、冷凍でのお渡しとなるため、写真パネルが飾られていました。
米粉のカヌレは表面はカリっと、中はしっとりした食感で、小麦粉とはまた違った味わいを楽しめるとのこと。
お子さんのおやつや、おみやげにもぴったりなのではないでしょうか^^
SAPEUR cafe creperiz 店舗情報
ニセコ地区の人気クレープ店の2号店として、札幌にOPENした「SAPEUR cafe creperiz」(サプールカフェクレープリ)さんのご紹介でした。
米農家さんが開発したグルテンフリーのクレープは、お米だからこそ味わえるおいしさがあります。
大きくてボリューム満点ですが、クリームの量や甘さがちょうど良いバランスなので、甘いものが苦手な人にもおすすめです。
ぜひみなさまもお好みのカスタマイズでおいしい米粉クレープを堪能してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
記事内でご紹介したメニューおよび価格は、2024年3月時点の情報です。
店名 | SAPEUR cafe creperiz(サプールカフェクレープリ) |
住所 | 札幌市白石区栄通19丁目4-3 地図を開く |
アクセス | 地下鉄南郷18丁目駅3番出口より徒歩約4分 |
電話 | 080-2122-8739 |
営業時間 | 11:00-19:00 ☆営業時間・休日については公式SNSもご確認ください |
定休日 | 月・火 |
駐車場 | 店舗前に2台分 |
キャッシュレス決済 | 各種クレジットカード・コード決済対応 |
席数 | 17席 |
お子様連れ | OK |
公式SNS | Instagram https://www.instagram.com/sapeur_cafe_creperiz/ |
外部サイト(食べログ) | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010301/1076681/ |
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